ドローン操縦が免許制に(中国のドローン関連データ)

2015年から深センで始まった私立のドローン教習所では、第一期生6人が操縦免許を取得しドローン操縦士になった。

今、ドローンの操縦技術は主に空中撮影や電線の修理作業、災害の支援などに使われているが、中国では特にドローンの操縦技術者が増えることで成長産業になると考えているようだ。

しかし、膨大なマーケットニーズに対して、優秀な操縦士はなかなか見つからないようである。

2014年、中国民用航空局は中国の航空機の所要者と利用者の委員会(以下はAOPAと称する)にドローン使用資格の管理を任せる政策を出したが、ドローン免許を持っている技術者は不足している。

AOPAの統計により、今年の6月までに、全国のドローン教習所は31ヶ所のみ、免許を取った技術者は700人未満で、ほとんどの空中撮影会社、ドローン研究開発会社は、免許持たずしてドローンを飛行させているようである。

教習所に通う生徒は16歳から60歳まで幅広い。

この中には、ドローン産業の研究のためにと、深セン大学院の教授も二人在籍しているようだ。

学費は最低でも13,000人民元(約20万円)がかかり、合格率は40%。

さらに、免許を取ってからドローンエージェントになり、ドローン開発、生産の専門家になるために、学費はさらに数十~数百万円かかる。

ドローンの普及につれて、操縦士は人材マーケットの中でも人気職業になった。

免許を持っている技術者は基本給料が一万元以上(約16万円)アップする、今後仕事を探すにも困ることはないだろう。

記者からの現場情報によると、教習所はドローンの部品も提供している。

生徒たちが楽しそうに組み立てた10キロ以上の最新作は、約20万元(約300万円)で売れるそうだ。

中国民航新闻网 の記事より

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