中国三大ビットコイン取引所が規制対象に。これを受けてBTC大幅下落

1月18日に中国人民銀行上海本社が、中国三大ビットコイン取引所「比特币中国」「币行」「火币网」に対しての調査結果を発表した。

「上記のビットコイン取引所は不正な信用取引行為を行っており、それにより市場の秩序が乱され、各機構や投資者が資産隠しなどに使用するなどのリスクを厳重に注意すべきである。尚、それらの取引所は資金洗浄について国家の規定に従った管理をしていない。」

これを受け、ビットコインの価格は、約5,700元(約92,000円)にまで下落した。
最近では、三大ビットコイン取引所がレバレッジをかけてビットコインの融資を行うなどの行為をしていたが、それについては規制がかかることになった。

とはいえ、監視および規制をしたことについては、ビットコイン取引所を取り締まるわけではなく、あくまで正規化させる為だとアナリストは認識している。

政府による管理が始まって以来、中国でのビットコイン取引量は減りつつあり、レバレッジ規制の影響を受けたことで、取引所での活気は低迷している。

価格の異常変動を防ぎ投機取引を抑制するため、1月24日からビットコインに対して約定価格の0.2%が手数料として発生している。

北京青年報 2017/2/13配信

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