ギネス世界記録に挑戦(1000台のドローンで飛行演習)


元宵節(2/11)の夜9時、EHANG(亿航)社が作ったGHOSTDRONE 2.0の1000台のドローンが広州海心沙広場に、“鶏年”、“新年”、“母国の山河”などをテーマにした縁起の良い絵を夜空に描いた。
クライマックスは、ドローンがEHANG(亿航)社のロゴを描き、ドローンの数と規模がギネス世界記録を更新した。

特筆しておきたいの)社がGHOSTDRONE 2.0のドローンに用いるソフトウェアのオートコントロール技術である。
エンジニアたちが効率的な遠隔操作を可能にし、一台のコンピューターだけで千台のドローンの飛行状態をコントロール、監視などの機能が処理されている。ドローンに装備されたライトの色を変化させることも可能だ。

空間と時間の制限があり、障害物も多い屋外で、難易度の高い飛行経路を実現するには、高精度の定位システムが必要とされている。
飛行する前にエンジニアたちは一台一台のドローンにプログラムを打ち込んでいき、細かい経路情報を入れることで、5cmの間隔でも衝突することはない。

今回の飛行演習についての安全性の考慮もしっかりされていた。
各ドローンにはセンサーがついており、一台のドローンが故障しても全体的な動きに影響を及ぼすことはない。
緊急事態が起きないよう演習前には何度もチェックが行われ、異常が発生した場合はオートパイロット機能で帰還するプログラムなどを装備し、安全性の確保も徹底した。

中国のドローン技術の集大成として行われた今回の演習は、世界トップレベルであることを見せつけるものとなった。

旅游新闻大粤旅游の記事より

バックナンバー:ドローン操縦が免許制に(中国のドローン関連データ)

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