中国物流の巨人「順豊(S.Fエクスプレス)」が深セン取引所に上場、社員全員に3万円のお小遣い

中国最大規模の物流会社である「順豊(S.Fエクスプレス)」が、深セン取引所で上場した。
株価は55.21元(約900円)と、ストップ高になりMideaや万科を超え、深セン取引所一の時価総額となった。

過去五日間の平均取引株価のデータより、順豊(S.Fエクスプレス)」の時価総額は約2,000億元(約3.2兆円)となり、CEOの王衛氏が所有する株の資産価値は1,300億元(約2.1兆円)となった。

民営の物流業界では最大のサイズになっている。
2016年フォーブスの中国長者番付に、CEOの王衛氏が万科集団の王健林、アリババの馬云(ジャックマー)、テンセントの馬化騰に続き四位となっている。

上場記念セレモニーの後、CEOの王衛がWechatの決済機能を使ってスタッフに配ったお小遣い総額は13億元(212億円)。これは中国のインターネット上でも話題になっている。

Wechatで送ったお小遣いに添えられたメッセージには、
「今日、会社が上場しました。皆の努力にお礼を言います。これから一緒により良い時間を過ごしていきましょう」という感謝の言葉が書いてあった。
スタッフ達がネット上に公開したお小遣いの金額は、1888元(約3万円)から数万元(数十万円)を超える人もいた。

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