スマートホームブームが深センで加熱

5月18日から三日間、深センの展示会場で開催された中国スマートホームの展覧会は中国におけるスマートインテリアの発展歴史とハイテク商品を紹介した。

中国のスマートインテリアは長年にわたって、クラウド・インターネットによって操作される IoT技術を用いて高速に進化し続けている。

家電、防犯カメラ、浴室の鏡まで知能的にできている家や、スマートコミュニティ等未来生活を象徴する一角の風景を映している。

スマートホーム分野での進展が日常生活に与えたインパクトから見ると、今回の展示会では主に家庭教育系、高性能の住宅設備、コミュニティサービスの三つの方向性を見ることが出来る。

家底向けのロボットであり、教育のロボットはスマホと接続して、音声認識もできる様々な人工知能を持っている。ロボットが指示をもらうと自動的にカーテンを開閉させたり、エアコンや照明などの家電をコントロールしたり、歌ったりテレビ放送の投影技術といったエンターテインメント向けのロボットは数年前に実現しているが、現在では教育分野と関連するロボットが注目されている。

勉強の仲間であり、アシスタントであるロボットはまず宿題の指導やチェックができる、そして毎日の学習データを収集してプログラムで分析して、そのデータを個別に取り扱い一番適切な勉強方法が確立できるという。

今の段階では教育ロボットが指導できる範囲はまだいくつかの教科書に限定されているものの、教室教育以外に示した方向性は期待されている。

高性能の住宅設備において、人感センサー、スマートロック、サーモスタット、煙探知機などが今回の展示会では多数出品されている。

家電はともかくとして、鏡までスマートインテリアになっており、一人一人の体形、体重、体脂肪のポイントを自動的に測定し注意を呼びかける。

室内の空気環境や湿度を映しだし、新聞を読んだり、音楽を流したり、電話することもできる魔法の鏡のようなものだ。

スマートコミュニティにおいては、各家庭の電気と繋がっており、料理のレシピを決まったら、足りない食材はスマートキッチンから利用者のスマホに表示され、注文ボタンさえ押せば、コミュニティにあるスーパーが30分以内に家まで届けてくれるというコンセプトも打ち出している。

現場の情報では、VR技術とスマートハウスを併せることで、適用範囲は不動産業界まで広がって来たという。

物件を見に行けない場合はVRを利用し海外の物件を見る事ができ、家の改装工事する前に、壁色変更したり、装飾を変えたりして、リアル感の高い模擬工事をすることもできるので安心感が高いという声が多い。

使用者はスマートインテリアでのVR活用に対して画像の明晰度とVR本体のサイズなどにまだ満足できていないが、消費のポテンシャルはこれから2、3年内に爆発的に湧いてくると今回展示会とともに行ったフォーラムの専門者もそう予測している。

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