深センの車メーカーBYDのエネルギー貯蔵装置がクリーンエネルギーの分野で受賞

深セン市に拠点を置く電気自動車メーカーBYD(比亜迪汽車)は、ドイツを本拠地とするクリーンエネルギー業界のアナリストであるDCTI(Deutsches CleanTech Institut)の2017 Tech Driver Awardを受賞した。BYDのプレスリリースによると、同社は米国内のウェストバージニア州での高機能な新しいエネルギープロジェクトによって、この賞を受賞したという。

ウェストバージニア州の100.5MW規模の風力発電所で、BYDの開発したBeech Ridgeエネルギー貯蔵装置は、18MWの集中型BYDエネルギー貯蔵モジュールを18セット使用して、発電所に付随するサービスを提供する。

 

BYDは、環境影響と技術革新のレベルを考慮して厳格な審査過程を要求する賞にノミネートされ、300以上の新しいエネルギープロジェクトの中でトップに立った。

「ここ10年で、BYDは革新的なエネルギー貯蔵ソリューションの開発と提供に豊富な経験を積んできました。BeechRidgeは、私たちが誇りを持っているプロジェクトの1つにすぎません。」と、BYDアメリカの副社長、マイケル・オースティンは述べている。

これは、BYDがエネルギー貯蔵プロジェクトで獲得した最新の名誉ある賞だ。今年の初めに、河北省張家港市の国家風力蓄熱実証プロジェクトにBYDから提供されたエネルギー貯蔵ソリューションが、DCTIからFirst Mover賞を受賞した。

以前は、米国イリノイ州にある31.5MW / 12.06MWhのGrand Ridgeのバッテリー貯蔵施設が、2015年の集中型貯蔵のイノベーションアワードを受賞し、パワーエンジニアリングと再生可能エネルギーの世界誌によって今年の最優秀再生可能プロジェクトを受賞している。

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