中国初の医療検査ガイドロボット 深圳でローンチ

ビッグデータ、人工知能の発展が特徴としてあげられる第四次産業革命は社会や人々の生活に影響を与えつつある。ヘルスケアの領域においては、インテリジェンスロボットの導入により、医療サービスの質がさらに向上すると予測されている。

12月16日、2017年深圳市医療学会健康管理専業委員会が行われた。遠隔医療の分野に注力してきたNew element(新元素)は自社のブースで中国初の医療検査ガイドロボットをローンチし、病院、健康管理センターの関係者から注目を集めた。

New elementの関係者によると、今回の医療検査ガイドロボットは、New elementとフランスの製薬会社であるイプセンが共同開発してきたとのことだ。
New elementとイプセンはインテリジェント医療検査プラットフォーム2.0バージョンをローンチしたが、今回の医療検査ガイドロボットをプラットフォームに加えることで、さらにスムーズな医療検査サービスを提供することができる。

 

中国の医療検査サービス業界は10年ほどで急速な成長をし、ブレイクスルーの段階に入った。巨大な市場規模やポテンシャルがある一方、各医療リソースの利用率がまだ少ない、人件費が高い、検査後の健康マネジメント不足などの問題が生じている。
こう言った課題の解決に向けて、New elementは今回の学会で医療検査ガイドロボットを導入したプラットフォームを新しいサービスモデルとして提案した。
本プラットフォームでは、検査前、検査中、検査後の各プロセスをカバーすると同時に、ユーザーから取ったビッグデータを分析し、今後の健康マネジメントに関する意思決定をサポートする。
プラットフォームを導入することで、ユーザー体験の改善、運営コストの低減や他の医療検査サービスセンターとの差別化ができる。

関係者によると、New elementが開発した医療検査ガイドロボットは、まず深圳人民病院に投入される予定とのことだ。

ソース:大衆網
http://health.dzwww.com/jkxw/kjts/201712/t20171221_16810937.htm

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