深センの警務システムにAI(人工知能)を導入

2017年1月から、深圳(シンセン)の福田区の公安システムにAI(人工知能)技術を持った “E采宝”という設備が、国内の公安警察のイノベーション大会にて45個のプロジェクトが優秀賞をとった。

広東省の代表項目として“E采宝”が最先端のセンサー技術を使い、情報を集める知能をもった多重効果のある設備である。

中国の警察は情報収集の設備が単一で、技術不良のわりに値段が高いといった問題からようやく抜け出すことができた。

“E采宝”が使われて以来、一般の事件の捜査に役立っており、一定の人気がある。

今年は既に公安庁が指名した広東省の警察に配置することになった。

“e采宝”はA4紙ぐらいの大きさで、カメラセンサーが入っていて、顔認識や音声認識技術なども使われているようである。

警察が容疑者の携帯、銀行カード、身分証明書などを“e采宝”で取集してから、システムが自動的に事件のデータベース上の情報を探りに行き、その中から犯罪捜査の手がかりを繋げることができる。

そして犯罪手段が見すかされた犯人はそれ相応の罰が与えられる。

“E采宝”を使用して捜査し解決できた例は数えきれないほどあるようである。

十数年前、国内のビデオの情報が分散し、ビデオを見て犯人を捕まえるのも大変時間かかっており、事件解決の効率は相当低かった。

現在はビデオの情報をデジタル化して表示する技術が大幅に向上し、センサーが人間の密集度やリピーターの顔も見分けできるので、公共場所の人の流れをコントロールすることができる。

ドローンが警察で流行したのと同様に、AI(人工知能)が刑事捜査の方面に優れた効率と正確率がより多くの人に認められ、利用され始めている。

今回の“E采宝”のような持ち運び安い設備を始め、深圳においてのAI(人工知能)市場が飽和になるまでまだまだ長い道があり、未開発の部分もたくさん眠っていると考えられている。

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