起業家コンテストが深センで開催 テーマはIOTへの誘い込み

7月26日、大手家電メーカー、海尔(ハイアール)グループとOCF(Open Connectivity Foundation)を提携させて、深センドームで”ハイアールU+企業技術交流会”というIoT起業家コンテストを開催した。

ハイアールの担当者が交流会でスマート製品をIoTに加えることをテーマにして自社が主催したIoTに関するU+起業家コンテストを紹介し、それぞれの可能性を述べてみた。参加企業が次々にU+コンテストに申し込んで、IoT分野に入ることを志願した。

近年スマートホームが普及して、2017年に所有者が一気に増えてきたことにつれ、中小企業の中から構造転換の嵐が起こった。

コスト、安全性とユーザー体験などの問題に直面することは企業にとって挑戦であり、困惑である。

その状況に応じて、ハイアールがU+という、スマート製品に対するIoTのコンサルティングサービスを提案して、世界一大きいIoT組織のOCF(Open Connectivity Foundation)と共に起業家コンテストを開催し、企業が速やかにIoTに進出することを支援するという。

ハイアールが提供したオープンAPIでアプリを開発することが可能になり、イノベーション技術があれば個人でも企業でも申し込める緩い条件となっており、多くの人の注目を集めている。

7月27日から申し込みが始まり締め切りは8月20日で、作品をアップロードするのは31日までとなっている。入選したプロジェクトは1000から8000ドル(約11万円から88万円)の賞金がもらえるという。優秀なプロジェクトはシード資金やインキュベーターなど特典があり、ハイアールとOCFからの技術提携でプロジェクトが促進される。

単独のスタートアップ作品や連合企業のプロジェクトにかかわらず、膨大なスマートシステムを支えるソフトウェアとハードウェアを備えている企業はめったになく、規格とスマートシステムが不十分な企業はIoTの道からそれてしまい、成功するのが難しい。

今回の起業家たちはコンテストに参加してバックアップを得て、自身のアイデアや技術を鍛えてIoTの世界に生まれ変わろうと期待しているようである。

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