「中国GDP」ナンバーワンになった都市は、深セン福田CBD

13日、中国社会学院及び社会科学文献出版社が北京にて<CBD発展報告No.3(2016-2017)>を発表した。

CDB(中心業務地区)とは

報告では深センの福田CBD地区の生産総額が広州天河CBD、北京CBDを抑えて全国で一位となった。また深セン福田CBDは税収でもトップとなっている。

CBDの基礎データは、経済発展度、産業発展度、知能産業発展度、イノベーション発展度と都市開放度の5つの分野から成っており、2016年から2017年にイノベーション、知能産業の発展状況と安定性から評価される。

この結果は中国のCBDが30余年で発展スピードとたくさんの人と知識が密集していてイノベーションの突出性、資本能力の高い国内外の大企業の誘致、その地区の経済発展への貢献を示している。

経済規模からみると、2015年深圳福田CBD、広州天河CBD、北京CBDの上位3地区の生産総額は1000億元(約1兆6500億円)武漢、天津、杭州、上海と大連、それぞれの生産総額は500億元(約9000億円)を超えた。

その中でも深セン福田CBDは上海、広州、深セン、北京4つの都市の中で一番小さく6.07平方キロメートルでGDPが2622億元(約4兆4000億円)で深セン経済の約14.9%になる。

深圳福田CBDの中で納税額が億を超えているビルが69棟あり、数では全国トップになっている。

北京CBDでは億を超えている建物が2010年で23棟、2015年には52棟まで成長した。五年間で二倍以上になっている。

その中でも30億元(約500億円)を超えているものは、11棟で、納税額トップの建物は40億元(約670億円)を超えたという。

総合してみると、中国CBDが出来てからたった30余年という時間で発展し、経済成長速度とクオリティの上昇により都市経済がの成長、産業とイノベーションが活発になり、開放的なビジネスの場所となったことで、さらなる新しいパワーを生み出す原動力となっている。

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