ロボット産業が“多技術融和の時代”に入る。

“ロボット業界の傾向として、多数の技術を簡単に集成したり協同したりするだけではなく、‘ロボット&人工知能&IoT’の深い融和が挙げられる。現在はこの融和が進んでおり、今のロボット産業は既に2.0時代となり、人工知能も新しい発展の段階に入った。”中国で有名なロボットメーカー―SIASUN ROBOTの代表取締役 曲道奎氏は2017年 正和島グローバルイノベーション大会でこう判断した。

曲道奎氏により、ロボット1.0の時代に、ロボットの効率、生産率、ロボットが製造した製品の質などが重視されたが、現在のロボット2.0時代では注目されるのはロボット自身の自主性であり、様々な環境での知能や適応性が強調される。今のロボットは一つの技術や製品だけではなく、人工知能、IoTなどの最先端技術との融和がロボット業界のトレンドであり、インダストリー4.0を支えている。

そのため、ロボット業界のトレンドとして、柔軟性を持っているロボットの開発や多様な技術のクロスオーバーが挙げられる。これからのロボット業界には技術の協同効果の重要性が増し、多要素競争の時代になると予測される。

数多くの技術は相互に促進し、ロボット業界は新たな時代に入ったため、企業側も積極的に対応しなければならない。曲道奎氏によると、人工知能の発展は計算知能、感知知能、認知知能、三つの段階に分けられている。今のロボット産業は感知知能という段階に入ったが、認知知能という第三段階まではまだ遠いのが現状である。そのため、今回のイベントを通して、数多くの企業との技術の交流や連携を強化するのが目的とのことである。

 

 

深圳新聞網

http://www.sznews.com/tech/content/2017-09/15/content_17304751.htm

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