《王者荣耀》製作チームのボーナスは100ヶ月分?ネットで話題に。テンセントはこのように発表
|【ライター:佐々木英之】
10月11日のニュースで、中国版ツイッターである微博で、現在中国で大人気の携帯ゲーム(テンセントゲームが製作)《王者荣耀》の施策チームの年末ボーナスが100ヶ月分であると発表した。その後、テンセントのスタッフと名乗るアカウントが、【それは間違っている、実際は120ヶ月分だ】と発表し多くの人が、リツイートして話題になったが、その後、テンセントゲームは同じ微博上で、“彼らのボーナスはまだ計算する時期ではない、彼らにはさらに数ヶ月努力してもらわないといけない”と発表した形になった。
ネットで騒がれた一連の流れ
今中国で絶大な人気を誇る《王者荣耀》は一体どのくらいのお金を稼いでいるのか。
《王者荣耀》は一四半期での売上はテンセントの発表によると120億元(約2000億円)で1日の売上の最高は2億元(約34億円)月の最高売上は30億元(約510億円)を超えているという。
今年、8月中旬にテンセントが発表した2017年6月30日までの第二季及び中間総合成績によると、第二季の収入は566.06億元(約9600億円)で去年の同時期と比べると59%の成長となる。その中でサービス業務の収入も43%増えており、368.04億元(約6200億円)となっている。ネットゲームの収入も39%伸びており238.61億元(約4000億円)の収入となっている。
6月23日成都テンセントビル内にて
《王者荣耀》開発チームスタッフが会社で寝ている
一つのゲームでこれだけの売上がでるのも中国ならではである。現在地下鉄に乗るとこのゲームをやっている若者のがたくさんいるのが分かる。
さらにはネット上で代わりにレベル上げをする代行屋も出てきており、その中には月に1万~2,万元(約17万~34万円)も稼ぐ人もいるという。
中国では一般のゲーム機はあまり普及していないが、スマホの普及率は非常に高いためゲームにハマるひともものすごい数になる。
街を歩いていると分かるが、このゲームは男女問わず遊んでいる人が居る。
中国では数年に一度ものすごく流行するゲームがあるが、人口が多いからこそ、少ない課金でも莫大な売上が出るわけである。
シェアリング自転車もそうだが、まだまだ中国には多くの可能性があることを感じさせてくれる。
凤凰网科技
http://www.sznews.com/news/content/2017-10/12/content_17499884.htm