百度,AI開発促進オープンプラットフォーム「燎原プロジェクト」をローンチ

10月19日、深センで中国の大手検索サイト百度(Baidu)は「燎原プロジェクト」と銘打ったAIの開発を促進するオープンプラットフォームを発表した。このプロジェクトはAIへの投資者の誘致や人材の育成を目指している。具体的な目標として、2018年まで500以上のパートナーの誘致や5000人以上の人工知能技術の知識を持つ人材の育成などが挙げられる。

百度(Baidu)AI技術部門執行役喩友平氏によると、規模や技術力から見ると、中国最大の検索サイトとして、百度(Baidu)は中国一番のAIオープンプラットフォームを持っている。百度(Baidu)AI開発者大会が開催された7月から2ヶ月しか経っていないが、本プラットフォームの性能が三分の一程度増加し、今まで極めて少ない状況だと考えられる。

「燎原プロジェクト」には、二つの段階が含まれている。申し込みをすると、AI業界の各事業者は百度(Baidu)のAI生態パートナーになれる。パートナーとしての義務を果たすことで、百度(Baidu)からの技術、マーケティングなどのノウハウをもらえる。

喩友平氏によると、AI業界の発展を図るために、「燎原プロジェクト」に参加した各パートナーのうちに、AI業界において60社以上のベンチャー企業を百度(Baidu)AI加速器というプロジェクトに参加してもらい、10社以上のAIベンチャー企業を投資する予定だ。

 

中国新闻网

http://www.chinanews.com/business/2017/10-19/8356362.shtml

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