深センの電気街『ファーチャンベイ(華強北)駅』に地下ショッピングモールがオープン

7月18日に深センの電気街として有名な華強北に華強北地下モールが正式にオープンした。このモールは約1キロに及ぶ地下鉄の駅と直結するモールで3つの駅、4つの路線と繋がる地下モールである。42箇所の出口があり、5つの広場と、4つのテーマの商業施設と、三本の通路があり、全国で一番長い地下鉄駅直結モールとなる。
ファーチャンベー

華強北地下モールは電気街の中心エリアにあり、北側は紅荔路、南側は深南大道まで、全長約1キロである。商業施設の総面積は2万㎡ある。3つの駅が繋がる事で、1日の利用客数が最大で80万人に及ぶという。このモールのデザインには時尚集団(本社:深セン)が行っており、デザインの中にテクノロジーと芸術を散りばめている。

ファーチャンベー

地下モール建設を始めた頃は、通勤の為という目的が大きかったが、商業施設を入れるにあたって、挑戦をしなければならないという考えが加わり時尚集団と組んで芸術性、テクノロジー性を入れることになった。ここまでの決定にそんなに時間はかからなかったという。

 

華強北地下モールは公共交通の利便性を実現させ、同時に景観も考えられており、都市生活空間のクオリティアップにつなげている。このプロジェクトの責任者である剣宏氏はテクノロジーを通じてファッションや流行を取り入れることで、深センの発展と華強北という場所の融合を表現し、地下鉄3路線という良い環境もあり、華強北地下モールは深セン地下鉄における地下モールの手本となる場所になるだろう。と話している。

5つの広場はそれぞれ違った特色を持っていて、違う雰囲気を体験できる。このプロジェクトの空間には芸術、テクノロジー、人文科学、と商業施設の融合というテーマでデザインされている。

ファーチャンベー

テクノロジーの広場で目につくのは巨大な砂時計で、ランダムパターンの電灯が装飾されている。更に音楽に合わせて上下に跳ねていて、時間の意義を象徴している。この場所のテーマはこの地下モールが最先端技術の体験館であり、新製品発表の場であるという要素をこのモールの中で表現している。

他にもグリーンのリラックス広場では安らぎの空間を作り、農産物の販売キャンペーンなどを行う。

シェア広場と名付けられたスペースでは一つの文芸シェアスペースとなっており、人と人、人とモノ、人とネットというテーマがある。

芸術広場では、アート好きな若者が好みそうなスペースで、芸術展を開催したりもする。

水中広場では、湖と滝をイメージした電飾があり、ここにもテクノロジーの雰囲気を出している。

ファーチャンベー

ソース:深セン新聞網
http://www.sznews.com/news/content/2018-07/18/content_19589556.htm

 

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