深セン地下鉄1日の利用客数、7月に続いて記録更新!

9月21日 深セン地下鉄前全線の利用客数が646.9万人に達し、深セン地下鉄創業以来一番多い記録となった。今年の7月に5号線で初めて100万人を突破したのに続き、昨日には3号線も初めて100万人に達した。3本の100万人を超える路線を運営する深セン地下鉄は、すでに安全に対する準備は整っており、たくさんの利用客の安全は保証されている。また、中秋節には地下鉄の高架エリアにおいては付近で孔明灯などを飛ばさないように十分に警戒し、運営に支障の出ないように配慮していた。

 

9月21日、深セン地下鉄の全8路線のうち7つの路線の合計利用客数が記録更新となっており、7路線の合計が569.6万人となった。その中でも1号線が143万人、2号線が71.7万人、3号線が100万人、5号線が107.5万人、7号線が61.9万人、9号線が38.4万人と、この6路線がそれぞれ利用客数を記録更新した。

 

この深セン地下鉄利用客記録更新の背景には、中秋節の連休と密接な関係がある。21日は中秋節の連休前最後の平日で、多くの市民が仕事が終わってから外に出たりと、連休前の金曜日ということで多くの人が外出した。それ以外にも先日の大型台風22号“山竹”の影響で未だに道路に倒木があり、渋滞が起きやすくなっているため、市民は地下鉄での移動を選択したも多いだろう。と深セン地下鉄の関係者は語っていた。

9月24日の中秋節当日、深セン湾公園にてイベントがあるため、付近の地下鉄易は混雑が予想される。そのため9号線は20:45-22:00の間は市民が安全に帰れるよう、臨時的に本数を増やして運行していた。

今年の7月20日に深セン地下鉄全線にて、初めて600万人を超えてからたった2ヶ月でまた記録更新となり、深セン地下鉄が都市公共交通の中で重要な地位にあり、この意味は深セン地下鉄運営管理としてさらなる挑戦でもあり圧力でもある。

“輸送能力向上の為、各路線の運行間隔の調整する以外に、各駅の利用客の制御も非常に重要な問題である。深セン地下鉄は既に利用客に対する方案を作成しており、状況を見て駅員とボランティアスタッフを増員し利用客数の大い駅に配置し、利用客の誘導など、安全にスムーズに人が流れるように対策している。”と関係者は語る。また、地下鉄の運営側は平日のラッシュ時や、大型イベント開催時、休みの日などは特に安全を注意した対策を取っている。

9月24日の中秋節には多くの市民が月を鑑賞するのと同時に、孔明灯や凧を飛ばしたり、ドローンを飛ばすなど、楽しむ傾向にある。深セン地下鉄は特にこの日に関して注意喚起をしており、地下鉄の路線付近のエリア、特に高架線エリアの付近では孔明灯や、凧、ドローンなどレールに落ちる危険性を示し、正常に運行できるよう促していた。

 

【ライター:佐々木英之
中国深センの富門グループ(Richdoor Group) にて10年間の中国ビジネス経験。
日本に出張すると数日で深センに帰りたくなるという「深セン通」である。
深センハイテク視察ツアーで、スマートシティの案内役を務める。

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