テンセント主催のテクノロジーイベント『T-DAY』

テンセントの主催するテクノロジーイベント(T-DAY)の現場が非常に人気である。
巨大な館内では各体験エリアに多くの人が並び、長蛇の列が目に入る。これはテンセントの新たな試みであり、理解が難しいAI(人工知能)を実際の生活シーンに役立てられるイメージを具現化している。今回はテンセントの最先端AI技術を融合した26製品を展示し、そこからテンセントのAI開発の現状を覗くことができる。

テンセントのイベントT-Day

実際の現場を巡り、いくつかの人気体験を紹介する。「手動宇宙」はテンセントビデオラボが開発したもので、手の動きと位置を認識した上で、自分の指が銃のようになり射撃できるという体験だ。

テンセントVR
一番インパクトが大きい体験は「眼動空間」といって、眼球の動きを認識し、手を使わず眼球の動きだけでコントロール、メニューの操作や画像の識別などができる。
テンセントの担当者によると、この技術の実用化はポテンシャルが高く、人とマシンの連動に新しいイノベーションが期待できるという。

『AIによって生命が救われる?』というテーマの、AI医療ブースを覗いた。AIによる眼底検査で、糖尿病であるかが検査できるという。また、スマートフォンを振りながらカメラを見るだけで、パーキンソン病であるかが検査できる。前述と同じように、今後はAIをいろいろな医療分野に展開することで、人間の命を救うことも可能だ。

テンセントのイベントT-Day

テンセントの担当者によると、今後は今回展示した分野以外に、コンテンツ、ソーシャル、ゲームなどの領域にも強化していくつもりだ。

 

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