「中国科学院」が応用科学技術の成果を発表

2019年6月26日、“テクノロジーは生活をさらに素晴らしくする”をテーマに「2019年度中国科学院科技成果路演活動」が「深セン証券取引所」で開催され、「中国科学院(CAS)」の応用科学技術の成果が公開された。

本イベントは「広東省科学技術局」「深セン市政府」「深セン証券取引所」の支援で開催されたもので、「CAS」の副学長で学者でもある張亜平氏は「ますます多くの科学研究の主力領域が国の経済に関わるようになっています。中国経済の持続的かつ健全な発展のため、強力な科学技術支援が必要です」と述べた。

イベントでは8つの「弘光プロジェクト」の技術成果、10以上の「STS(Science and Technology Service)双創プロジェクト」の技術成果が発表された。

「弘光プロジェクト」は「CAS」が設立した主要な科学技術成果の移転・転化プロジェクトで、主に国内のニーズ、国家経済を対象にしている。例えば、現場で発表された「現代物流システムのコアとなるスマート設備」、「高度な圧縮空気エネルギー貯蔵」、「医療用重イオン加速器」等のように、研究開発と市場への応用を促進させ、社会利益につながる変革・推進に努めている。

「CAS」によると、同院に属する100以上の研究所が1万以上の工業化プロジェクトを実施し、その内、実際に企業の売上に貢献した例は4000超に上る。2018年、「CAS」の科学技術成果の移転により、企業は売上高を4595億元増加させ、また、税収も前年比572億元増加したという。

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http://www.sznews.com/tech/content/2019-06/27/content_22209403.htm

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