上海で開催された「CES Asia 2019」、深セン企業が16%超占める

2019年6月11日から13日までの3日間、中国・上海で「CES Asia 2019」が開催された。出展した中国企業の内、16%以上が深センの企業であった。

米ラスベガスで毎年開催されている「CES」は、近年多くの深セン企業が参加している。そうした傾向は中国で開催されている「CES Asia」にも波及しており、今年は中国の出展企業405社の内、87社が深セン企業であった。深センの企業としては、「ファーウェイ」や「Skyworth」等の大手企業をはじめ、「Voxtech」や「欧博思智能」といったAIやロボット工学、VR等の最先端テクノロジーをカバーする新興企業も多数出展していた。

「CTA(Consumer Technology Association)」の市場研究部副総裁であるSteve Koenig氏は「深セン企業は革新性が非常に強く、非常に安定している」と評価している。

同イベントの開催に先立ち、中国では5G商用ライセンスが発行された関係から「CES Asia」の主催関係者は「5Gの応用により、VR、AR、自動運転、デジタルヘルス等がイノベーションをさらに拡大できる」と述べており、今回の「CES Asia」では、スマートフォンからスマートシティ、スマートホーム、自動運転まで、5Gおよび5Gハードウェアがハイライトのひとつになった。

前出のSteve Koenig氏は「5Gは企業主導による通信技術であり、サービスプロバイダーや通信事業者が増えており、ビッグデータ関連も急激な成長を遂げている」とし、5Gが農業、医療、交通のサービス促進に貢献できる点、VRやAR、自動運転、デジタルヘルス等にもイノベーションの機会をもたらすことができる点等を強調した。

関連リンク
http://www.sznews.com/tech/content/2019-06/12/content_22134416.htm

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