【特別ツアー開催】中国最大級のハイテク展示会「ハイテクフェア」、深センで11月13日開幕!
|2019年11月13日(水)から17日(日)まで、深センにて「第21回 ハイテクフェア(第21回 中国国際高新技術成果交易会)」が開催される。同展示会は1999年から毎年開催されている中国最大級のハイテク展示会だ。
今年のテーマは『共に活力のあるベイエリアをつくり、手を取り合ってオープンイノベーションを起こそう』で、グレーターベイエリアを意識した内容になった。深センは今後世界レベルの都市になり、さらに世界へ影響力のある都市になることを目標に掲げている。
「ハイテクフェア」はそんな深センでもっとも規模の大きなハイテク展示会であり、毎年数多くの人が訪れる。昨年のデータによると、参観者は約56.3万人、参加企業は3356社で、海外の出展企業も多い。
昨年は日本企業の出展は例年と同じくほとんどなかった。「ソフトバンク」のペッパーロボットブースと、ジェトロのブースぐらいで、毎年日本勢の存在感のなさをひしひしと感じるのだが、韓国やイスラエルを含めた欧米諸国の企業の出展は結構見かけた。
毎年注目されるブースとしては、「ファーウェイ」や「ZTE」あたりの通信系企業のブースがまずあげられる。また、深センの各エリアのブースも出ており、ここもそれぞれの区としての方向性や重点が見えるので面白い。中国の各都市別ブースや、大学ブースも見どころのひとつだ。
また、通信キャリアのブースも今回は5G絡みの展示が中心になると思うので、注目したい。総合家電メーカー「シャオミ」のCEOが「力を入れる」と宣言しているAI+IoTの“AIoT”という新ジャンルに関してどのようなものが展示さるのか、そちらも楽しみだ。
「第21回 ハイテクフェア」のブースマップは以下の通り。
①IT館
国際メーカーパビリオン
一帯一路館
②エネルギー保全と環境保護
新エネルギー
建設科学とイノベーション
新材料
スマートヘルスケア
航空宇宙
③オプトエレクトロニクス-ディスプレイ
④産業情報技術
⑤中国科学院(国家トップレベル研究施設)館
メイカー館
⑥スマートシティ
⑦商務部(政府機関)ブース
⑧科学技術部(政府機関)ブース
農業農村部(政府機関)ブース
知的財産局(政府機関)ブース
⑨イノベーションリサーチ
高度製造技術
軍事及び民間の統合
今回も2階コンコースエリアにはイノベーションブースが並ぶ予定で、“優秀イノベーション展示区”と名前が付けられている。7月〜10月までに公募した中から、厳選された製品等が並べられる。
2019年9月時点では、出展企業については全く情報が公開されていないが、出展企業は毎年大きく変わることはない。逆に新しいベンチャー企業のブースをところどころで見かける。個人的に昨年のブースで印象に残ったのは、洗濯機の様な形をした調理ロボットのブースであったり、「CES」でも話題になった“折りたためるタブレット”の「ROYOLE」、完全防水ドローンを開発している企業だった。
大手企業だけでなく、ベンチャー企業、部品メーカー、サプライヤー等、様々な企業のブースが並ぶこの展示会は、一見の価値がある。
今回「深セン経済情報」では、深セン在住11年のジャーナリスト・佐々木英之氏が「ハイテクフェア」を案内する1日だけの特別ツアーを開催する。佐々木氏による深センセミナーもプログラムに加えた今回のツアー、ぜひ参加してほしい。
視察ツアー名:「第21回 ハイテクフェア」視察ツアー
日程:11月16日(土)
内容:ハイテクフェア視察および深センセミナー
【ツアー料金】
①深セン市内集合の場合:38,800円(税別)/1名
※定員17名、深セン市羅湖区の「粤海酒店(Guang Dong Hotel Shenzhen)」集合予定
※料金にはツアー中の移動費、ランチ1回、懇親会ディナー1回が含まれます
※航空運賃、ホテル代は上記に含まれておりません。
②飛行機、ホテル代込みの場合:約15万円〜(都度お見積もり)
※ツアー料金も上記に含まれます(ツアー移動費、ランチ1回、懇親会ディナー1回も含む)
※日本の旅行会社JTBとの提携パッケージとなります(空港送迎はありません)