IOTがブッククロッシングに活用、それぞれの考え方に出会う

最近深センで”万人のブッククロッシング”というWeChat公式アカウントで行っている活動が読書愛好者の間でかなり話題になっているようである。

流行キーワードのIOT技術も利用されており、本を愛する人たちがネット図書館で、読書習慣を身に付けたい人に対しての督促方法と言われている活動はどんな形なのでしょうか。

利用者はまず129元(約2000円)を払って、一ヶ月以内(運送時間も含めて)に四冊の本を読み終えるとお金が戻ってくる規則がある。

公式アカウントを運営しているスタッフが100冊の本を選んで全国の会員に1冊ずつ配って、読み終わったら北京事務所に返送して、また次の本が貰える。

100冊の本は公開していないため、どんな本が送られてくるかがわからないので、期待を抱いて待つ時間も楽しめるといい評判がつけられた。

既に読んだ本を貰った場合はどうしたらいいのかと尋ねると、その本はもう一回読む価値がある意味だと主催者は語った。

読んた後は本についてコメントをアップする必要があるので、持っている本は以前どこに流れていたのか、誰にどんな思いをさせたのかもすべて携帯で見る事ができるので、読書心得の交流会もできるようである。

”万人のブッククロッシング”の第1回目は約3000人が参加し、90分以内に本が売り切れて、その後、第4回目までの参加者は1万人以上になり大盛況であった。

多く本を読ませることは読書の習慣を育てられるのか、やりがいは本当にあるのかと尋ねると、”それはまだ分からないが、ほんの少しでもいいから、伝統的な読書の形を変えてみたくて、皆は新しい世界の一角が見えたと思ってくれれば成功だ”と主催者の楊遠骋氏は語った。

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