深セン市輸出総額 全国内で24年連続第一位

中国の税関署が2017年2月16日に発表したデータよると、2016年深セン市の輸出入貿易の総額が3982.9億ドル(約46兆円)に登り、1992年に比べて30.14倍増え、年平均成長率は15.4%増加し、24年間連続で全国第一位となった。

貿易の形式別に見ると、一般貿易の輸出入総額は、全市輸出入総額の44.7%に至った。
加工貿易の占める割合は減少しているものの、全体的な貿易自体は上昇している。
輸出項目については,電子部品の中でもIC(集積回路)の規模が一番大きく3646.8億元(約6兆円)に達している。

ドローンは近年の深センにおいて輸出量が急成長している商品の一つである。
税関の統計データによると、2016年深セン市におけるドローンの輸出総額は54.7億元(約890億円)となり、2015年より76.9%増加したとのことである。

関係者によると、ドローンの貿易量のうち6割は一般消費者向けの輸出となり、主に欧米向けに出荷している。
2015年以来、ドローンの輸出量が急激に増加しており、2016年4月までの月間輸出額が5億元(約80億円)を突破し、その後も毎月4億元(66億円)から5億元(80億円)の輸出額になっており、12月には前月より59%増の8億元(130億円)の最高記録を作った。

深セン商報 より 記者 罗潔琳  通信員 呉剣平 陳琳

 

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