初めての食品安全センターが深センに出現 食の安全確保が大幅に発展

最近、深圳の銀光生物科技社が中国初の「食品安全センター」という食品の安全について短時間で検証できるテストセンターを地域のコミュニティ内に設営した。

以前は数千元(2万円以上)の食品検査が現在は20元(約300円)ぐらいで帰り道に簡単にできてしまうので、食品の不安に対して心強い。

市民の食に対する安全性を確保するため、深センの銀光社が2年間研究に力を注ぎ、食品安全の監査モデルを細かく調査しながら、コミュニティ健康診断のやり方を参考にして、コミュニティ向けの食品安全検証センターを作り出した。

銀光社の董事長の謝海洋氏によると、食品安全センターのスタッフが毎日八百屋、スーパー、市場などを巡って、20から30個ぐらいの食品をサンプルとして採集してから安全センターでテストし、その結果を中国監査機構にアップロードする。

各エリアから転送してきたデータを把握し、監査の作業を調整することができる。

そのデータに基づき、店舗で売られている食品の安全性に対するランキングを出し、市民が結果によって安心できる食材を選べる。

董事長の謝海洋氏が安全センターの設備について紹介している。

自社開発の食品ファストテストの機器とバターのアフラトキシン分解の機器など設備が揃っており、100種以上の有害物質を検証できる。

20分以内に結果が出て、30元(約480円)を超えないコストで時間とテスト費用を落とし、更に家から一キロ以内の範囲で検証できるため、付近住民全員を食品安全の活動に注目させた。

サンプルテストと同時に、安全センターのスタッフがコミュニティ内の幼稚園、学校など団体食堂に対しても定期的な検証を行っており、食中毒を防ぐために食材の仕入れに注意しているようで、逆に食材のサプライヤーに対しても取り締まっている。

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です