深センイノベーション企業トップ70、上位3社はお馴染みの顔ぶれ

「創新深企70強(Shenzhen Innovative Enterprise Top 70)」のリストが2019年10月中旬に発表された。「宝安日報」の報道(2019年10月14日付)によると、6ヵ月以上の評価期間を設けて作成されたこのリストには「ファーウェイ」や「テンセント」といった超有名企業から、「フォーチュン500」に登場する企業、世界最大の市場シェアを占める“隠れたチャンピオン”まで含まれている。なお、宝安区からは宝安区五類百强会員企業およびその会員企業のグループ企業である6社(「華訊方舟」「航盛電子」「順豊科技」「創維集団」「創世紀機械」「勁拓」)がランクインした。

同ランキング上位3社は「華為投資」「テンセント」「比亜迪(BYD)」というお馴染みの顔ぶれだが、深セン市には7社の「フォーチュン500企業」、14000社以上の国家レベルのハイテク企業が存在しており、業界をリードする企業も増加を続けている。

中国共産党中央委員会、国務院は今年8月、「深セン市における中国の特色ある社会主義先行示範区建設への支持に関する意見」を公布。深センを主体とする総合国家科学センターを建設するともに、広東香港マカオ大湾区における国際科学技術革新センター建設へ重要な役割を果たす、と述べている。

統計によると、2018年の深センのハイテク産業の生産額は23871億7100万元(約36.7兆円)に達しているが、研究開発への総投資額は1000億元(約1.5兆円)超で、生産額の4.2%を占めている。組織委員会は「中国建国70周年」を祝うため、ナショナルデーの間にリストを発表したかった、と思いを述べている。

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http://www.sznews.com/tech/content/2019-10/14/content_22536595.htm

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