ソフトバンク孫氏、深セン市トップと再度会談
|【ライター:川ノ上和文】
8月30日午前、広東省深セン市の王偉中(ワン・ウェイジョン)共産党委員会書記がソフトバンクグループの孫正義社長一行と会談を行った。
双方は世界一級の集積回路の中核技術に関する知的財産権開発およびサービスプラットフォームを構築し、深センを国際競争力と影響力を持つイノベーション先行エリアに押し上げていく意向を示した。
会談にはゴールドマンサックス中国 董事長(最高責任者)の方風雷(ファン・フォンレイ)氏、深セン市政府副市長の艾学峰(アイ・シュエフォン)氏らも同席した。
孫氏、王氏の両名はソフトバンク社傘下の英国ARM社CEOサイモン・シガース氏と共に今年5月に北京で会談を行っている。その際、ARM社中国現地法人を深センに置く覚書を締結し、深センを産業イノベーションセンターとして押し上げていく意向を示していた。
また同日、王偉中(ワン・ウェイジョン)共産党委員会書記はデロイト中国首席執行官の曾順福(ツェン・シュンフ)氏一行とも会談した。双方は、会計監査、テクノロジーイノベーション、政策諮問、金融リスクコントロール、企業の海外進出の各分野でのさらなる関係強化を進め、深センを開拓者にとってのさらなるイノベーション拠点にしていく意向を示した。
情報源
深圳特区报
http://www.sznews.com/news/content/2017-08/31/content_17163764.htm
深圳特区报
http://chuansong.me/n/1837497152228