オートメーション業界に魅せられ、深センで起業した中国人

日本同様、中国でも製造現場のスマート化は進んでおり、最先端の自動化設備の導入等で膨大な種類の製品の品質、生産効率は飛躍的に上昇した。

今回紹介するのは、深セン宝安区沙井鎮を拠点とする自動化設備研究開発企業の「北誠自動化設備」(以下「北誠」)。同社は優秀な研究開発技術チームを擁し、設計・製図、組立、販売等の一連のプロセスを簡素化し、顧客の生産効率を高める各種ソリューションを提供している。

同社の創業者はエンジニア出身の左鋒衛氏で、同氏は自動化およびスマート製造の分野で多くの経験を積んできた。同氏は創業理由について「情報と技術の進化を日々感じる中、継続的な学習とスキルアップを通じて、私はオートメーション業界で自身の夢を持つようになりました。その後、設備と生産ラインのオートメーション化について、より高度な技術・知識を掘り下げたいと思い、会社を設立したのです」と述べている。

現在、「北誠」は研究開発を行うオフィス、設計、製造、組立、完成品に至る工程をオートメーション化した製造工場を有する。主力製品は医療用カテーテル自動組立装置、高周波溶接機、自動シリンジ組立機、圧力センサーテストコーディング装置等で、顧客には製品のほか、生産ラインおよび自動化ソリューションを提供している。また、継続的な投資で技術革新を追求しており、組立や印刷、接着、溶接等の工程のオートメーション化を実現させている。今後の目標は、ハイエンド市場をターゲットにした世界クラスの技術を獲得することだという。

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http://www.sznews.com/tech/content/2019-07/30/content_22315138.htm

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