全自動レーザーロボットで、グローバル製造拠点を建設開始(深セン)

深セン商報 より(記者 趙川)

2月15日朝、深セン市2017年第一期
全自動レーザーロボットを使った、グローバル産業拠点の起工式が深セン市宝安区福海町の施行現場で始まった。
市内15箇所の極めて重要な工業項目の一つとして、敷地面積が約10万平方メートルの当該拠点は15億元(約250億円)の投資をされており、総合投資額は51.7億元(約850億円)に登る。

この拠点は主に高効率の半導体部品、特殊な光ファイバー、ファイバーレーザーなどの産業化項目と高効率のレーザー溶接と切断システム及びロボット自動化装備に関する産業化項目がある。生産が開始されると、“深セン製の品質、宝安区での製造”という品質に対する政府の目標にも近づいていくだろう。

入手した情報によると、大族エリアの拠点でも最先端技術の工場を作る予定があるという。
天井の高さが12メートルあり、約20トンの物を吊り上げられるクレーンも取り付けられる。
そして、国家規定の最高基準として,恒温恒湿の精密な作業場も作られる。
3年後の2019年末に目標生産量に達する見込みで、その時点で世界最大の全自動レーザー製造拠点となる。

担当者の話によると、目標生産量に達した時点で、売上が30億元(約500億円)以上になるそうで、納税の金額も今より5億元(約85億円)増えるとの事。2020年には新しいレーザー産業区となり、年間売上が79.1億元になり、関係産業に約100億元(約1,700億円)の相乗効果が出るだろうと話していた。

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です