世界中の企業へ 深セン今年初めてのA級オフィスビルが稼働開始
|先日、今年最速で登場した”深セン湾一号”というA級のオフィスビルがテナント募集をスタートした。
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A級オフィスビルとは・・・
敷地面積、エレベーターの性能、天井の高さ、安全性、駐車場、警備レベル、機能性など総合的に評価され甲乙丙でランクされ、その中で甲級にランクされるオフィスビル
例)台北101 香港国際金融センター 上海センター マカオフィナンシャルセンター 深セン京基100 北京ワールド・トレード・センターなど
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情報によると、深圳のA級オフィスビルの割合は深センの西に集中している傾向があるようで、つまり六割のオフィスが深センの西側にある南山区にある事になる。
高さ350メートルの”深セン湾一号”全世界に向けて賃貸を行っている。
そのビルには五つ星のラッフルズホテルや豪華な空中オデオンが揃っており、さらに屋上ではヘリポートもあるようだ。
世界最大級の不動産会社のDTZの分析にて、これから5年間南山区の後海、前海辺りの新しい物件は約570万平米の規模になり、深セン市全域にあるA級オフィスビルの58%を占めるという。
この勢いでは南山区を深センのビジネスセンターへと変わるスピードを促進していくのに違いないと認識されている。
深セン湾は深セン経済の重要な仕組みの一部分として、既に300万平米のオフィス物件を持っており、60社以上の著名企業を誘致し、テンセント、アリババ、米国のクアルコムなどIT系企業のトップ企業及び中国石油、航空事業、華潤など中国政府の下の企業も増えており、そこに追いついてきた上場企業とベンチャー企業も激増してきた深セン南山区の発展は深センの明るい未来を示しているようだ。