空を飛び回って世界を見よう 中国最大手のドローン企業DJIが操縦ゴーグルを発売
|いつもドローンファンに待されているDJI(大疆創新)が間もなく初代のドローン操縦ゴーグルを発売するという情報が流れてきた。
昨年9月FPV(First Person View)ゴーグル——DJI ゴーグルという一人称視点でドローン操縦する技術の開発が終わり、つい最近操縦眼鏡について詳細を披露した。
DJI ゴーグルはユーザにイマ―ジョン的な体験を与え、ドローンのカメラ目線で飛行を楽しめることが一番のセールスポイントである。
一般的な二つスクリーンでは、解像度は1280 x1440ドットになり、16:9の画像を見ると、更に解像度は4分の一と低下してしまうのだ。
それに対してDJI ゴーグルの解像度は1920×1080ドットスクリーンが2つ、片目ごとの視野は85度とかなりのスペックで通常より解像度は2倍以上になる。
ゴーグルの装着者は自分が空を飛び回っているような実感があり、柔軟なヒューマン・マシン インタラクションが作れるという。
720p解像度/60fpsや1080p/30fpsの映像を110msという低遅延で360度受信できるので、クイックなドローン操縦にピッタリなFPVゴーグルとなっていることもかなり目立つ特徴である。
さらに、頭を動かすことで機体のヨーとカメラのチルトをコントロール(-90度、+30度)する「ヘッドトラッキング」機能が搭載されていて、周りの状況がすぐ把握できる。
また「インテリジェントフライト」機能では、ドローン本体を固定翼機のように操縦でき、障害物を避けるためのAR補正もついていて、自由に飛ぶことができる。
それ以外にも、一人がドローンを操縦し、もう一人がゴーグル眼鏡をかけて風景をみるという二人で楽しむモデルもある。
二人の協力で飛行の効率も体験性も高めることができる上、空撮の効果も精緻に表現できる。
最大6時間の使用時間で、DJI ゴーグルは普通のVRとしても使える。
ゴーグルの前についている蓋を上げたり閉めたりして、簡単に一人称から三人称ゴーグルに変えられる。
公式ホームページでの価格は2999元(約48000円)で、詳しい販売時期はまだ発表されてないが、5月後半ごろに出荷を予定しているとのことである。