深センのヘルスケアロボット 産業化へ加速

近年、深圳市政府の政策や技術の発展により、医療の各領域におけるヘルスケアロボットの開発は試作や試験の段階に入り、産業化へ加速している。

最近、深センのベンチャー企業であるROBO Medical社で開発した無人搬送車が発売された。主な機能として、現在の医療資源不足という問題に向けての効率や安全性の向上などを目指す。

このヘルスケアロボットのプロジェクトマネージャーであるチョウ・ケントウ(張剣涛)氏によると、無人搬送車を導入することで、資料や血液などの材料を配送するのにかかった時間を節約することで、看護師は専門知識を勉強したり患者と交流したりする時間が多くなる。そのため、医療機関の効率を向上させることができる。

 

この無人搬送車はエレベーターを使って建物の各フロアでの配送ができる。安全性の面でも、指紋やIDカードを使ったダブル認証機能を搭載しているため、材料をなくしたり、いたずらされたりすることが防止で可能だ。

中国では、医療機関用無人搬送車の開発を行う企業はまだ少なく、業界全体の発展はまだ最初の段階である。スイスなどの海外各国では、医療用無人搬送車の開発が進んでおり、既に病院での応用段階に入っている。

チョウ・ケントウ氏によると、次のフェーズでは、深圳市の病院で試用する予定だ。試用期間で発生した各問題を解決した後、今年末に量産し、来年ヘルスケアロボットをマーケットに向けて発売する見込みだ。

 

第一财经

http://www.yicai.com/news/5349387.html

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