深センにオープンする世界初の「MUJI HOTEL」、詳細が明らかに

世界初の「MUJI HOTEL」となる「MUJI HOTEL SHENZHEN」(深セン市福田区華富街道皇崗路5001号/2018年1月18日オープン)の詳細が12月28日、明らかになった。

「MUJI HOTEL SHENZHEN」は新しい総合商業施設「深業上城(UpperHills)」内にオープンし、2階がレセプション&レストラン、3階が各施設、4~6階が客室(全79室)。建物内の壁面や中庭には、中国国内の古い家屋の柱材や壁材、切れ端等の古材を再利用しており、無印良品全体の世界観を体感できる施設となる。

客室はA〜Eの5タイプを用意。広さはAタイプ(ダブル)が26~28㎡(16室)、Bタイプ(ダブル/ツイン)が32~35㎡(26室)、Cタイプ(ダブル/ツイン)が38~39㎡(21室)、Dタイプ(ダブル/ツイン)が42~46㎡(12室)、Eタイプ(ダブル)が51~61㎡(4室)となっている。各客室には歯ブラシ/歯磨き粉/シャワーキャップ/コットン/綿棒/シャンプー/コンディショナー/ボディーソープ/ハンドソープ/冷蔵庫/金庫/電気ケトル/ドライヤー/壁掛けCDプレーヤー/Wi-Fiが標準で備わっており、心地よい眠りへとみちびく間接照明、コイルが寝姿勢に合った最適な硬さを実現するマットレスなど、ゲストが安らげる空間を整えている。なお、リリースには正規料金として「950元〜/部屋」という金額が記載されており、株式会社 良品計画の広報によれば「曜日や繁閑差による料金変動の予定はございません」とのこと。予約開始は1月上旬を予定している。

また、ホテル内施設としては「MUJI Diner」(2階)、ライブラリー(3階)、ジム(3階)、会議室(3階)を用意。「MUJI Diner」は2017年6月に上海にオープンした無印良品のコンセプトに沿ったレストランで、「MUJI HOTEL SHENZHEN」でも同様のメニューが提供される予定だ。

上海の「MUJI Diner」

 

運営体制は既報の通り、全体のコンセプト及び客室内デザインを無印良品が担い、運営自体は「MUJI HOTEL SHENZHEN」の入るショッピングモール・深業上城(UpperHills)のデベロッパー、深業グループの「深セン深業酒店管理有限公司」(総経理:吴永验)が行うことになる。

【ライター:飯塚竜二】

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です