深センこの先30年はどうなるのか
|1月14日深セン市委一ヶ月間に二回目となる第6期全会が開催された。深センの将来対しての色々な計画を2050年まで見据えた形となった。
前回はコアとなる目標として”社会主義の現代化を率先して作っていく”という目標が決まっており、今回はこの目標を実現させるための道標として”目標までの路線図”について進めた。
この日の午前、深セン市委書記王偉中代表の市委常委会の報告の中で、深センの将来対しての色々な計画を2050年まで見据えた計画があり、その中の5つの数字に深センのこの先30年について記載されていた。
コアとなる目標
社会主義の現代化を率先して作っていく
3つの大きな段階的目標
2020年までに現代化国際的イノベーション都市の基本を作り上げ、クオリティの高い社会を作り上げる
2035熱までに世界におけるイノベーションの都として持続的な発展を作り上げ、社会主義の現代化を実現する。
2050年までに現代化社会主義における国家経済特区の代表になり、競争力、影響力を持ったイノベーションのリーダー的世界都市になる。
5大率先ミッション
全体として新しい発展理念を持った現代化経済システムを作り上げる
など
9大戦略的ミッション
国際競争力を持ったイノベーションの都を作り上げる。
など
2018年実現させる10個の目標
簡単に崩れない実態的経済基盤を作り、更にクオリティの高い発展を実現させる。
改革開放40年という節目を新たなスタート地点として更なる全体的なもっと深くまで改革出来る社会を実現する。
科学技術のイノベーションを持続させ国際科学産業の世界的中心都市となる。
文化イノベーションの発展を促進させ文化の水準を更に発展させる。
強い都市作りしていき、智能化、細分化し、クオリティの高い都市を実現させる。
など発表された。
深センという都市を継続して発展させ、国際化を図っていく考えがよく現れており、新しい都市として更なる変化を求めている内容である。30年後の深センがどうなっているのか全く想像できないが、10年先でも想像が出来ないほど、スピードとパワーの有るこの深センの将来がどうなるか楽しみでしょうがない。
【ライター:佐々木英之】
中国深センの富門グループ(Richdoor Group) にて10年間の中国ビジネス経験。
日本に出張すると数日で深センに帰りたくなるという「深セン通」である。
参考記事 深圳商报:http://www.sohu.com/a/216752749_355791