配車サービスを提供するDidiがAI Labs設立

1月26日、中国で配車サービスを提供するDidi(滴滴出行)がAI Labsを設立した。その目的として、人工知能に関する基礎研究を加速させることや都市でのスマート交通の推進などが挙げられる。AI Labsが設立されることにより、人工知能の知識を持っている人材の誘致が期待できる。

今回のDidi AI LabsはDidi研究院、Didiアメリカ研究院の次、Didiイノベーションネットワーク拡張の一環だ。

Didi AI Labsの事業内容として、AI領域の問題点を解決することだ。機械学習、自然言語処理、音声認識、統計学などの分野に集中することで、次世代の技術を開発し、都市部の交通機関というシステムの最適化を狙い、サービス利用時の体験も向上させる。今の時点では、Didi AI Labsという開発チームに200人の研究者やエンジニアが所属しているが、その規模がさらに増加していくと予測される。

Didi AI Labsの開発リーダー葉傑平(Ye・Jieping)氏によると、配車サービス業界にとってビッグデータや人工知能は革新的な技術だ。それを考慮した上で、人工知能やビッグデータなどの領域への注力もDidiの経営戦略となっている。現状として、ユーザーが注文する前の目的地予測からサービス完了した後のドライバーへのレビューまで、そういった技術で全部カバーできるそうだ。

葉傑平氏によると、Didi AI Labs がAIに集中し、DidiのAI技術力を高めるだけではなく、技術と実際応用の融和にも力を入れ、多くのイノベーション創出に挑戦していくという。

 

ソース:36氪

https://36kr.com/p/5116205.html

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