「第6回世界インターネット大会」が烏鎮で開催

2019年10月20日から22日、浙江省桐郷市烏鎮で「第6回世界インターネット大会」が開催された。本イベントには世界80以上の国・地域から多くのゲストが参加し、「スマート接続、オープンイノベーション」をテーマに、世界のインターネット業界の発展についての議論が行われた。

本イベントには、深センからは16社が出展。「ファーウェイ」や「テンセント」といった大手企業のほか、「文德智控科技」等のスタートアップも参加した。

中でも「テンセント」のAIブースは非常に人気が高く、医療画像AI「覓影(ミーイン)」の体験ブースには多くの人が列を作った。同社のスタッフは「覓影による眼底疾患AIスクリーニング体験は烏鎮で初めて開催します。精度、速度、利便性が特徴で、眼底疾患のスクリーニングは3分以内で済みます。最大の価値は眼科医不足を補うことができることで、低コストの眼底検査を普及させることができます」と紹介した。

「文德智控科技」は今年設立されたばかりのスタートアップで、今回は自社開発のゴミ分別ロボットを披露した。ゴミ分別ロボットの外見は家のような形をしており、操作は非常に簡単。QRコードをスキャンして扉を開けてゴミを入れるだけでいい。左右の透明な窓を通して、ゴミがきちんと分別されていることがわかった。ゴミの分別という単純作業にも、複数のテクノロジーが組み込まれている。

同社CEOの常筝氏曰く、ゴミ選別ロボットは主にコミュニティ向けに開発されたもので、「IoT+リサイクル」方式を採用しており、内部の画像投影装置を介してゴミの形状、素材、密度等を検知し、湿度検査の関連機器と組み合わせることでできているという。

また、イベントでは世界初の「5G自動マイクロバス」も大きな注目を集めた。このマイクロバスは「杭州博信智聯科技」が開発したもので、5G通信環境下であるならば、100ミリ秒以内の反応速度を実現できるという。

関連リンク
http://www.sznews.com/tech/content/2019-10/22/content_22562220.htm

http://www.sznews.com/tech/content/2019-10/21/content_22558296.htm

【PR】深セン視察ツアー毎月開催中!

日本 × 深セン(中国)オープンイノベーション支援サービス

中国&深センの最新テック事情をキャッチ、有料レポートサービス

レポート

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です