テンセント、深セン市第二人民病院と連携合意　「スマート病院」を目指す

2月8日、テンセントと深セン市第二人民病院は戦略的連携合意書を締結し、AI技術によるイノベーションを活用した医療サービスを提供できるクラウドプラットフォームや医療AIラボラトリーの構築を発表した。今回の連携で、深セン市第二人民病院の医療サービス能力を引き出せるだけではなく、テンセントのAI技術エンジンを駆使した「スマート病院」の構築を目指している。

深セン第二人民病院は医療、教育、研究、リハビリ、健康教育などの機能を集成した総合病院だ。通年の患者数は200万人を超えている。病院の効率化や患者の体験を向上させるために、テンセントが人工知能、ビッグデータなどの面で持っているノウハウを利用し、深圳市第二人民病院は知能化した医療サービスや管理を実現できる「スマート病院」の構築を目指している。

深セン市第二人民病院の院長を務めているNie Guohui氏は発表会では次のように述べた。「インターネットプラス時代の到来や医療改革の深化などに伴い、スマート病院というコンセプトも浸透してきた。今回テンセントとの連携により、インターネットと医療産業の融和を推進し、市民たちが経験できるスマートな医療サービスを提供する。」

Webサービスを提供してきたテンセントにとっては、今回の連携も医療サービスという新しいフィルドでの模索だ。テンセントのCEOを務めているDing Ke氏によると、AIやビッグデータを活用したことにより、医療サービスの効率化を図り、より多くの市民が利用できるスマートな医療サービスシステムの構築がテンセントの目標である。

ソース：鳳凰財経網

http://finance.ifeng.com/a/20180209/15980459_0.shtml