深セン、中国の新小売(ニューリテール)をリード

2016年、 AlibabaのCEOを務めるJack Ma(馬雲)氏はAlibaba Computing Conference(阿里巴巴雲栖大会)においてテクノロジーによって変わりつつある5つの分野に焦点を当てた。具体的には新たな金融、製造、テクノロジー、エネルギー、そして中心に据えられたのは新たな小売、つまりニューリテールだった。

ニューリテールとは、オンラインとオフラインの世界をシームレスにつなげることを可能にし、それによってコマース(商取引)を再定義しようという戦略である。

2018年、「中国のシリコンバレー」と呼ばれる深セン市における小売業界も「ニューリテール」という波に乗り、変化している。

2017年、Alibabaがローンチしたスーパーサービス、「freshhema」の深セン店がオープンし、今年の1月31日に深センでオープンとなった第二号店舗はfreshhemaの第三十号店だ。

深圳市政府とAlibabaが戦略連携合意書を締結してからの一年間では、Alibabaは深圳市政府との連携が強化され、オンラインとオフラインなどの場面においての技術開発を加速させた。従来のスーパーと違い、消費者は実際の店舗で買い物をするだけではなく、アプリを利用することで、出かけなくても買い物ができる。それに、ビッグデータを分析し、顧客のニーズに合わせた商品提案もできる。こういった技術やソリューションを駆使することで、新しい事業の開発ができ、商品の質も保証できる。

支払いについては、決済の速さを確保するために、アリペイでの支払いのみとなっているそうだ。

ソース:深圳特区报

http://sztqb.sznews.com/PC/content/201802/06/c300407.html

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