テンセントAI医療ラボの論文、国際ジャーナルに採択

最近医療AIで領域では、中国のWEB大手企業であるテンセント（Tencent）は新しい成果を上げた。テンセント傘下の医療AIラボの論文が国際ジャーナルであるKDD 2018、SIGIR 2018 、COLING 2018に採用された。論文の内容としては、医療のナレッジグラフの中にある実体関連分野モデルに関する新しい発見や応用が挙げられる。

「人工知能の技術をヘルスケアの分野に活用するため、医療のナレッジグラフは最も重要なドライバーである。いかに自然言語処理、知識抽出などの技術をうまく利用し、膨大な医療データから価値のある知見を取得できるのが鍵となっている。今の時点では、我々はこの課題に関する新しい解決法や研究方法について取り組んでいる。一方で、AIと医療を掛け合わせた分野では、医療のナレッジグラフの研究を推進するのが重要な意味があり、ヘルスケア産業の発展に大きなインパクトを与える想定。テンセント医療AIラボのディレクターを務めている範偉（Fan Wei）はこう言った。

範偉（Fan Wei）によると、テンセント医療AIラボはナレッジグラフや自然言語処理、知識抽出、情報検索などの関連技術を利用し、膨大な医療文献、医学ガイドラインや臨床データから秘められた医療知見を発見し、医療領域のビッグデータから分かりやすいナレッジグラフを作成する。ナレッジグラフを作成することで、医者が意思決定を行う際の支援ができるようになる。テンセントは「AI+医療」の分野に投資を行うことで、AI技術の応用を加速させ、「AI+医療」の分野における産学連携も期待できるそうだ。

ソース：新華網
http://sz.people.com.cn/BIG5/n2/2018/0702/c202846-31768358.html

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