深セン市福田区政府、ビッグデータを活用

近年、深セン市福田区政府はビッグデータを活用し、新しいスマートシティーのシステムを構築することで、大都市ならではの課題を解決し、市民にとってより快適な生活を目指している。

福田区スマートシティー指揮センターは福田区政府の敷地にあり、「福田の大脳」と呼ばれている。

センターの主任を務めている張志斌(Zhang Zhibin)氏によると、センターにあるスクリーンから、全区内の状況を把握できる。大きな緊急事態があった時に、センターにあるシステムが警報を鳴らす。それに、区内にあるセンサーからのデータを収集し、分析モデルを構築することで、緊急事態の予防もできる。ビッグデータのシステムを導入することで、区内にある緊急事態に対して、遅延のない対応や全方位の完全防備ができるようになる。

福田区に導入された「城区大脳」がリスク監視Sプラットフォーム、総合管理Mプラットフォーム、意思決定支援Aプラットフォーム、公共サービスRプラットフォーム、基礎技術Tプラットフォームから構成される。「城区大脳」の感知中枢として、Sプラットフォームはセンサーからデータを取り、区内の安全生産や社会安定を監視する。一方で、処理中枢としては、Mプラットフォームは交通、消防、文化などの分野にある縦割りの構造を再構築し、横断的なソリューションを提供することで、各部門における情報共有ができるようにする。「城区大脳」システムの機能としては、リスク監視、意思決定支援、データ共有、データの可視化などが挙げられる。

ソース:深圳新聞網

http://www.sznews.com/tech/content/2018-07/16/content_19565276.htm

 

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