フォーブス中国が”2018年中国上場企業優れたCEOランキング”を発表。一位は、、、

企業間の競争は進む一方で、経営の管理レベルも徐々に上がっている。その中でCEOは方向修正と対策を必要とされ、それが企業の業績に大きく影響する。どのように株主の利益を確保するか、投資者を失望させず資産価値を確実に上げていけるのか。豊富な知識と経験を持ったCEOから言わせると、全ては真面目にコツコツと取り組まなければならないことである。

フォーブス中国は“中国上場企業最も良いCEOランキング”を発表し、優秀な上場企業のCEOが誰なのかを選んだ。会社に対するリーダーと対策は朝夕一日にして出来上がるものではない。長い時間をかけて積み上げる過程の中で出来上がるもので、今回のランキング作成における期間は2015年以降で、範囲は中国A株と香港取引所の中国資本企業、国外で上場した中国資本企業である。


ランキングは、上場企業の業績、市場規模、参考機関の成長度、市場価値、利益や利益の増加率、ROA、ROE、2015年から2017年の三年間の財務データ、CEOが三年間変わっていないこと、CEOが短期間に業績アップを追求している点、企業のブランドや長期間での発展は関係ないものとする。

正確な株価の成長度を見るため、分配などの理由で上がった数字などは含まず、2015年7月31日から2018年7月31日までの3年間の株価成長を参考にしている。市場価値の管理もCEOの業績として重要な指数となり、上場企業として、CEOは企業にとって良好な財務状況を作り、企業の基本的な麺での成長を続けることで、しっかりとした市場価値の管理ができ、企業は投資者から認められる。

ランキング一位となったテンセント社のポニーマー氏

ランキングの中の50名のCEOの中でGICS二級業界分類、ソフトウェア及びサービス、食品、飲料及びタバコ、原材料などの業界のCEOが最も多い比率となった。その中で14%を占めているのが、コンピュータ関連で、人工知能やクラウドコンピューティングなどの新技術などが入っている。産業チェーンは成熟し、テンセントのCEOである馬化騰(ポニーマー)氏、アリババの首席執行官の張勇氏がトップと2位を取っている。9月10日の教師節当日、アリババの馬雲(ジャックマー)氏は2019年9月10日にグループの董事局主席を辞める意向を表明しており、アリババグループの現CEOである張勇氏が後任する予定である。

消費業界のGDP成長に対する貢献は顕著で、貴州マオタイの李保芳氏はランキング4位となり、こちらもマオタイが高級酒として需要が安定し、供給も保ち続けており、投資が続いている。

ランキングの中で、我々は最近注目されている涪陵榨菜の名前があることに気づく。高級なマオタイとは違い、涪陵榨菜は市民からの評価が高く、一般消費者から認められていることで、ザーサイという狭い業界での占有率が非常に高く、この業界を引っ張っている。

 

【ライター:佐々木英之
中国深センの富門グループ(Richdoor Group) にて10年間の中国ビジネス経験。
日本に出張すると数日で深センに帰りたくなるという「深セン通」である。
深センハイテク視察ツアーで、スマートシティの案内役を務める。

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