10月24日 世界最長の橋が開通!

 

10月24日、香港、マカオ、中国(珠海)を結ぶ橋が開通した。昨日開通式を行い本日から通行可能となる。完成まで何年待ったことか。

開通式には習近平国家主席も参加し、港珠澳大橋がどれだけ秀でているのか見ることができる。どのくらいすごいのか一つずつ紹介していこう。

完成までに8年の時間を費やしたこの大橋は現在世界建築史上最長の橋で、最多投資額となっており、施工の難度も非常に高い海を跨ぐ大橋である。長さ55kmにも及ぶ。

他にも世界最大となるものが多く、この橋に使われている鋼材の量も世界一である。実にエッフェル塔60棟の量となる。

強度も高く、16級の台風(最大風速50m以上の超大型台風)と8級の大地震(震度6前後)にも耐えることが可能で、この橋の寿命は120年と言われている。

今年、たくさんの街路樹が根本から折れて、大被害を与えた22号台風の恐ろしさはまだ記憶にあると思うが、この台風でもこの橋は問題は起きていない。
港珠澳大橋はデザインの面も考えられていて、中国風のデザインを起用しながらも、夜はLEDが輝き、海の上に輝くが橋が伸びる光景は美しい。

みなさんが関心を持っている部分であると思うが、この橋の通行費はいくらなのだろうか。

価格についても本日発表された。

港珠澳大橋の通行料は以下のようになる。

普通乗用車(個人、タクシー)150元(約2500円)

大型車(越境バス)200元(約3300円)

小型シャトルバス300元(約5000円)

普通貨物車60元(約1000円)

大型貨物車115元(約1900円)

 

橋の制限速度は100km/hで大型車は80km/hと設定されている。

ここで疑問に出てくるのが、マカオと香港は日本と同じ左側通行で、中国はアメリカなどと同じ右側通行である。一体どこで変わるのか。

橋の上は基本中国と同じ右側通行で、香港もしくはマカオに入ったときに立体交差で左右が逆になるように設計されている。

 

 

通行料の支払いについてはいろいろな方法に対応できるようになっている。もちろんスマホでの決済も可能である。港珠澳大橋の料金所は一箇所で、マカオ、珠海側に設置されていて、すべての車がここで支払いをする。

料金所は20の窓口を設けており、ETCでの通行はもちろん、WeChatペイやアリペイも使用可能で、人民元の現金も使える。珠海、マカオ側から利用するときは橋の手前で、香港側から利用する際は橋を降りるとき

 

現在越境の路線バスは120台で運営しており、将来的には170台になるという。予測として1日に約10万人が行き来するとのことである。路線バスの費用は香港ドルで80ドル(約1200円)となっている。

 

【ライター:佐々木英之
中国深センの富門グループ(Richdoor Group) にて10年間の中国ビジネス経験。
日本に出張すると数日で深センに帰りたくなるという「深セン通」である。
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