人気バーガーショップ「Shake Shack」が深センに登場! と思いきや…
|ニューヨークの人気ハンバーガーショップである「Shake Shack」が日本に上陸し話題となったのはつい最近の話だが、同時期に中国の深センでも上陸していたようだ。
しかし、よく見ると若干ロゴと店名が違っている。
まさかの完コピである。。。
ここまで似せてしまうのは圧巻だ。手作り風のオープンキッチンと、中国ならではのWechat決済も完備し、若者から支持を受けて深センで3店舗を構えるほどに。
注文から15分ほど待たされたので、ちゃんとオーダーを受けてから作っているのかと思いきや、バーガーは冷めており生ぬるい中途半端な温度。この辺は期待を裏切らない中国だが、ポテトだけは熱々だった。
セットの飲み物は指定しない限りは勝手にコーラが出てくるシステムだ。
ポテトを食べる際にビニール手袋をもらえたりとローカライズされている。
これは中華料理で骨つき肉などを食べる際に良く使う習慣であり、中国ならではのサービスである。
ちなみに、入口の門にシェイクとかいてあるが、シェイクは売っていなかった…
このように、フードビジネスの展開の仕方も、IT業界とどこかしら似ている。
例えば、中国では特許よりも商標を重視する傾向にあり、アメリカや日本で流行った飲食店のロゴなどをすぐに誰かが商標取得してしまう。それを使ってサービスごとパクってしまい、さらにローカライズすることで完全に自国のモノにしてしまう。
ITの世界では、外国のWEBサービスを締め出し、同じものを作ってはアメリカで上場するなど、たくましいやり方が目立っている(それを許容するアメリカもすごいけど)
もはや「パクるから悪い」という考え方ではなく、「パクってナンボ」の時代なのだろうか。
その境界線は計り知れない!笑