「北京の八分」に深圳で開発されたロボットが登場
|2月25日、2018年平昌オリンピックの閉会式では、「2022年に北京で会いましょう」をテーマとした「北京の8分」は、会場の観客や世界の視聴者に、現代かつ中国文化らしさを感じさせるショーが披露された。そのショーの中では、ほぼ透明なディスプレイ、「パンダ隊長」の他に、深圳で開発されたロボットも登場した。
2018年平昌オリンピックの閉会式で登場したAELOSロボットが深圳市龍華区にあるハイテク企業Leju Robotにて開発された。関係者によると、中国ハイテク企業の代表として、2018年平昌オリンピック閉会式に登場したのはLeju Robotのみだという。
開発チームのリーダーを務めている冷暁コン(冷晓琨)によると、AELOSの主な機能はエンターテインメントであり、同じ種類のロボットと比べると、動きがさらに機敏となっている。また、ユーザーからの指令が実行される際、さらに安定しているモーションが再現できるという特徴もある。
その他に、AELOSの強みとしては、耐寒性ということも挙げられる。AELOSの各パーツが特製の材料で製造されるため、潤滑油を入れなくてもマイナス40度の環境で動作できる。これもAELOSが今回のオリンピック閉会式で登場できる理由の一つだと考えられる。
Leju Robotは2016年3月に深圳市龍華区に成立され、主にロボット事業を行っている。開発チームの特徴としては、全員がハルビン工業大学の博士であることと20代であることが挙げられる。
ソース:広州日報
http://gzdaily.dayoo.com/pc/html/2018-03/01/content_31_1.htm