HUAWEI、新しいHiAI人工知能エンジンを発表
|中国の通信機器メーカーであるHUAWEI(本社:深セン)は、次世代の人工知能エンジンを開発し、P20シリーズに搭載すると発表した。
去年KIRIN970 SoCが発売された時に、HUAWEIはAI機能の処理に特化した専用ユニットを搭載した新しいチップセットの機能を紹介した。チップセットに世界初のNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)を導入することで、CPU自身がユーザーのアクションを学習し、処理能力や電力効率の最適化を目指す。
HUAWEIの関係者によると、HiAIエンジンに「App Extension」機能があり、様々なAI機能を追加することで、各アプリケーションの機能を向上させる。今の時点では、開発者向けのDDK(Device Development Kit)、SDK(Software Development Kit)やIDE HiAIエンジンがダウンロードできる。
HiAIエンジンにコンピュータビジュアリゼーションエンジン(CV)が注目されている。コンピュータビジュアリゼーションエンジンの機能としては、画像認識、顔認識システムや超解像技術が挙げられる。CVエンジンのほかに、ユーザーの音声をテキストに転換する音声認識エンジン(ASR)や自然言語理解エンジン(NLU)がある。こういったAIエンジンを搭載することで、スマートフォンやユーザーの間におけるコミュニケーションを行い、ユーザーの行動に基づいた最適化ができる。
ソース:网易手机