深センは2035年までに世界一のイノベーション都市を目指す
|中国政府の広報によると、深セン市の基礎科学研究を強化し、イノベーション力を加速させるための、「深圳市テクノロジー強化法」を発表した。これをもとに、2035年までに世界一のイノベーション都市になることを目指す。
テクノロジー強化法の方針によると、まず2022年までに深セン市を基本的な現代化・国際化のイノベーション都市にすることを目指す。具体的な指標としては、科学技術で全国をリードし一部の技術産業で世界ランクに入ることであり、研究開発費はGDPの4.28%、基礎研究費をR&Dの4.1%、戦略新興産業の増加値はGDPの40%に達すること。
また、2025年に技術産業は世界のトップランキングに入り、技術力は世界のミドルからハイランキングに入ること、中国全国の技術産業発展のエンジンになることを目指す。指標として、研究開発費はGDPの4.5%、基礎研究費をR&Dの5.0%、戦略新興産業の増加値はGDPの42.4%に達すること。
2035年には、世界のイノベーションセンターとなり、技術産業は世界のトップを目指す。指標としては、研究開発費はGDPの6%、基礎研究費をR&Dの10%、戦略新興産業の増加値はGDPの45.7%とKPIを設定した。
この目標を実現するため、5つの分野から進めていく必要がある。それは、プロジェクト管理体系、科学研究組織体系、実験室体系、人材奨励体系、科学技術協力体系である。これらの実現に向けて、政府と企業のコラボレーションがますます重要になる。
日本 × 深セン(中国)オープンイノベーションサービス『BAKU-SOKU』