深センの大学受験会場にて顔認識設備をテスト導入!

2018年、高考(全国普通高等学校招生入学考試)が始まった。6日午後4時から5時半に深セン市48箇所の高考受験場所が受験生向けに開放した。受験生は事前に受験場所に入ることができ、受験場所の環境について確認することができる。その中でも深セン市第七高級中学は深セン市中で唯一、試験的に“顔認識”技術による受験生の身分チェックを導入した。

ベテランの高校教師は受験生に、受験場所の確認は非常に重要で、受験場所の行き方、移動時間、受験室について、また昼食、休憩もどうするか決めておく必要がある、と語っている。

深セン市の高考関連の責任者は市内48箇所の受験場所全てを情報化管理を実現し、ネットでのチェックシステムや指揮システム、指令システム、受験生の指紋チェックシステム、電波遮断システムなど5つのシステムを導入している。更に金属探知機の設置やカンニング防止、違法行為チェックなどができるシステムも導入している。

受験生の身分チェック速度を上げることで、受験生がとても便利になる。今年、深セン市第七高級中学をその試験場所にして、初めて“顔認識”技術による身分チェックを導入した。今回は広東省内の2つの試験場所のうちの一つで、今後は更に顔認識できる場所を増やしていくと話した。

高考とは・・・中国の高考は非常に需要とされており、日本のセンター試験よりも重要度は高く、この試験を受けないと大学に行けないため、大学に行く者は必ず受けないといけない。日本では学校別に入試試験を設けているが中国には無いので、高考の重要性が高い。

実際に朝渋滞に巻き込まれたときに交通警察に受験生の証である《準考証》を見せると助けてくれる。実際に白バイの後ろに乗って受験場所に来る受験生や、今回は家に忘れた受験票を中国版Uberデリバリーの美団の人が届けてくれるという動画も流れていた。

 

日本では考えられないが、中国ではこの高考期間は国内が学生を応援するムードが高まり、WeChatなどでもこの話題が非常に多くなる。

普段はよる遅くまで大きな音を出す“広場舞”と呼ばれる大勢でダンスをするのも自粛したり、会場近くではクラクション禁止となったり、地域全体が高考のための環境つくりをしている。

ちなみに深センでは昨日5000台のタクシーが高考の会場へ受験生を送るために準備したとのことである。

 

参考:http://www.sznews.com/news/content/2018-06/04/content_19253804.htm

 

【ライター:佐々木英之
中国深センの富門グループ(Richdoor Group) にて10年間の中国ビジネス経験。
日本に出張すると数日で深センに帰りたくなるという「深セン通」である。

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