深センでニューリテール事業が拡大 O2Oスーパーが広がる

今年の6月にアリババグループの盒馬テクノロジーが戦略協議をして以来、深センに11店舗の歳宝スーパーからの改築が進んでいた。9月28日、盒馬鮮生は更に新しい4店舗をオープンし、その中の3店舗は歳宝スーパーからの展開だった。この一年の間、盒馬は8個の店舗を持ち、2019年3月末までに20近くの店舗をオープンする予定だ。
深セン商報の記者によると、この先2年で、盒馬は歳宝と新しいリテール業態を計画し、2019年の第4四半期に発表する予定だ。

盒馬の8店舗の実績から見ると、オンライン販売は56%を超え、その中でも信和広場店はオンライン販売で70%を超えている。皇庭広場店は開店から5ヶ月目で黒字になったそうだ。盒馬鮮生のマネージャ黄麗娜氏によると、深セン市の平均年齢は全国の中で一番若く、インターネットとニューリテールに関しての許容度が高く、これは短い期間に達成した実績の基礎であると考えている。

今年北京大学光華管理学院が発表したレポート(ニューリテール都市発展指数レポート)により、上海、北京、深センはニューリテール都市のトップ3であり、深センの活気的な市場に新しい企業が次々参入し、競争もさらに激しくなる一方だ。黄麗娜氏の発言によると、盒馬鮮生の他、ドローン配送なども進めている永輝傘下のスーパー超級物種もテンセントからのサポートを得て、深センでの展開を加速している。また、Suning傘下のプレミアム生鮮スーパーも深センに初店舗を今年中に出店する予定だ。

2018年はニューリテール元年として、ニューリテールの新しい時代が来ることに違いない。

 

 

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