2019年 何があなたを深センに住み続けることを選ばせるのか

ある記者が色々な人にこう質問した。“あなたはなぜ深センに居るのですか?”

この質問には色々な意味があって、単純になぜ深センに来たのか?だけではなく、ここでの生活が難しく深センを去る人も少なくはない状況で、マンションの値段も上がり、将来への生活が不安な中、どうしてここに居るのか、という意味が大きい質問である。

その色々な声をまとめたものがあるので、紹介しよう。

 

“あなたはなぜ深センに居るんですか?”

ある人はこう答えた。

 

『深センには自分が欲しい待遇や給与があるから』

深セン3年  20代 男性 

深センに来てから3年経った20代の男性は、この3年間非常に早かったという。先日昔の同級生が訪ねてきて、話をしていたところ、たまたま給与についての話になった。自分の給与が2万元(約38万円)であることを話すと、同級生は驚いて開いた口が塞がらなかったのである。

地元で仕事をしている彼らからすると、7000〜8000元の給与は高い給与であるという。2万元という給与は考えられもしない金額である。

しかし、深センでは年収100万元(約1700万円)を超える人はたくさん居る。

私が深センに残るのは、自分の実力を試せるからで、ここで頑張れば、それ相応のモノや地位を得ることが出来るからである。これは地元では得ることができないということだ。

 

 

『35歳になっても不安はない、誰も結婚を急かす人はいない』

深セン9年 30代 女性

“王さんとこの息子は良い感じよ、ちょっと会ってみない?”

“もう30歳過ぎなんだから、お見合いしないと本当に誰も必要としてくれないよ”

“お母さんはあなたに対して良いと思って言ってるのに、何で理解してくれないの?”

 

電話を切った後、ソファの上で横になって、自分は既に母が私にお見合いを強いるのが何回かよく分からなくなっていた。そんな中、親友からメッセージが来て、自分はすぐに運動着に着替えてジムに向かった。

深センでは、自分が好きな仕事をして、時間があれば友達とジムや、旅行、絵画のスクールに行ったり出来る。自分の生活は非常に充実していて、楽しい。深センに居るのは、この場所は自由を許容してくれて、誰も結婚を催促する煩わしい人が居ない、自分の選んだスタイルの生活が出来るからである。

 

『1人を愛し、この都市にも恋をしているから』

深セン15年 40代 女性

 

やばい!既に12時だ!今日の夜もまた深夜まで残業である。

家に帰ると、寝ている旦那と息子を起こさないようにする。でも旦那はいつも自分が帰ってきたことに気づいてくれて、起き上がり自分のために夜食を作り、食べ終わるまでずっと居てくれる。

 

夜食を食べ終わったとき、ふと15年前の事を思い出し、自分が大学を卒業した時に今の旦那と一緒に深センに来た。彼がこの深センに来たくて、深センという場所は、エンジニアにとっては憧れの場所で、自分も深センに居る事を選んだ。当時私たちは一つの小さな目標を持っていて、それは深センに定住する事でした。

私たちはお互い努力して、お互い助け合ってきた。今は自分たちの目標が実現して、それでも努力は怠らずにしています。この都市に愛があるから、ここに居るんです。

 

続けていろいろな人に聞いてみた。

 

@Lisa:私は何故深センにいるのかよく分からないです。何もなかったとしても私はここで強い心を鍛えています。

@Sunny:今は夢を信じることが難しい年代ですが、この深センには信じることができる夢のある都市だからです。

@笙谷:人はなんで生きないといけないのか、誰もが努力する中で自分の存在意義を探している、自分もまさに探しています。深センでは残業が終わった後にこの街の夜空を見上げると、辛かったとしても、非常に充実していて、深センが一種の希望を与えてくれる感覚です。

@優優:深センは自由を許容してくれる若い都市です。ここに居て自分が特に若い感覚にさせてくれます。

@小文:ここではたくさんの人の夢が現実となっている。私もその中の一つです。

@阿惠:“後ろの席もシートベルト着用”この都市は細かいところ一つ一つが安全な場所だと思います。

 

@Holiday:具体的には何か説明できないけど、パワーがあるのは確かです。

 

何が夜孤独の中で奮闘させるのか?

何が地元で家も車もある生活を選ばずに深センで満員の地下鉄に居させるのか?

何がこの場所で努力を続けさせるのか?

私たちは深センで何を得ることができるのか?

 

深センという街には魔法があるのかもしれない。

 

2019年 何があなたを深センに住み続けることを選ばせるのか。

 

 

佐々木英之
ホワイトホール深セン事務所にて10年間の中国ビジネス経験。
日本に出張すると数日で深センに帰りたくなるという「深セン通」である。

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