WeChatミニプログラム×飲食業 WeChatは前回何を食べたのか知りたがっている。

飲食業において、WeChatペイとアリペイが争っている。WeChatの顧客に対して“WeChatミニプログラム”を勧めており、現在提供している注文、会計だけではなく、WeChatがユーザーが何を食べたいかを当てることが出来るようにテストをしている。

現在、レストランに行き食事をすると際に、店員がお客さんを案内する必要がなく、スマホ生活が当たり前になっている若い人たちは、店に入ってから自分たちで座るところを決めて座り、周りにQRコードが無いか見渡してから、見つけたQRコードをスキャンして注文する。

4年前、WeChatペイのチームが店舗に対して営業を始めた時、このようなシーンは見られなかった。飲食業の中でモバイル決済が普及した速度には驚くものがある。それは飲食業のトップが驚くだけではない。WeChatペイ運営センター副総経理 雷茂峰氏は、どんなビジネスであろうと会計システムは必要である。会計システムを変えるのは非常に時間が掛かる。しかしQRコードを設置してから変えるのは非常に早い。

飲食業はどんなところにもあり、また規模も大小と差が大きい、理念の上ではいわゆる伝統産業になる。場所も規模もバラバラの飲食店を全てスマート店舗に変えるのは難しいことである。しかし、飲食店としてはたくさんのお客が来て、便利に支払いができればより良くなる。今までのレジの横にQRコードを置くだけでこの問題が解決することが出来、更にWeChatはいろいろなサービスを勧めることが出来る。

6月12日にWeChatペイのチームが企業、顧客、サービス業者などを集めてスマート飲食大会を開催した。喜茶(HeyTea)、必勝客(PizzaHut)、周黒鴨(ZhouHeiYa)など伝統的且つ流行りのブランドが興味のあるデータや、販売ケースを共有した。

現場では、WeChatペイのチームが現在テスト中のビッグデータを展示し、WeChatミニプログラムを使ってユーザーが好む商品や、サービス、割引などユーザーが必要とする広告や情報を表示する。今後は消費者がミニプログラムのメニューを開くと自分の習慣に合わせたメニューが表示される。

今までは紙のメニューしかなかったピザハットもミニプログラムを導入してから、読み落とされていた追加メニューも選ぶ形式を取ることでチーズトッピングが17倍も増えた。HeyTeaもミニプログラム導入により、イートイン、注文、デリバリー全てを一体化することが出来た。

これ以外に周黒鴨はWeChatペイと提携しスマート店舗を開き、そこでの経営も良くなっている。プレオープン期間中ユーザーが買物を終えるまでの時間が半分以上短縮され、客単価も21%上がったという。

今後もWeChatペイはこのような飲食業向けのワンストップサービスをミニプログラムを使って進めていく。ブランドのAPPもデリバリーのAPPも必要なくなる。今までは大企業とのコラボによりミニプログラムを一気に広めてきたが、今後は中小の企業向けにもサービスを進めていくとのことである。

参考:http://www.sohu.com/a/235718233_114778

 

【ライター:佐々木英之
中国深センの富門グループ(Richdoor Group) にて10年間の中国ビジネス経験。
日本に出張すると数日で深センに帰りたくなるという「深セン通」である。

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